ゆかり筆耕のブログ

鳳来寺山→鳳来寺硯→筆耕硯田

🌸鳳来寺山に登りました。

昨年から健脚はもちろん心身を鍛える
ために、普段のウォーキングに加え
山登りを自分に課していて、
愛知県内ばかりではありますが、
あちこち登っています。

早速このお正月には
鳳来寺山(愛知県新城市)に登りました。

鳳来寺山
鳳来寺までの参道の石段
1425段を経て…
(※キツかった…笑)

鳳来寺山 傘すぎ
※パノラマでふんぞり返っての撮影。
後ろに倒れそうになりました(笑)

そこから更に進み山頂を目指します。

こちらもパノラマ撮影。
積雪もあり非常に寒かったですが、
山頂から見る景色はやはり美しかった。

 

🌸2軒の硯専門店に遭遇!!

登る前に表参道で見たのはという看板。

鳳来寺山 鳳鳴堂硯舗
鳳鳴堂硯舗

 

鳳来寺山 清林堂
清林堂

下調べをせずに行ったので思わぬ遭遇に
テンションが上がりました(笑)

かつては7~8軒ほどの硯屋さんが
あったそうですが、現在はこちらの2軒
だけなのだそう。

どちらも寄りたかったのですが、
清林堂さんの方へ入りました。

金鳳石 清林堂 硯
※鳳来寺山から産出する金鳳石の硯

金鳳石は良質できめが細かいので、
実用性を求めるなら、とこちらを
勧めてくださいました。

手彫りですから二つとして同じものは
なく、大きさも形も様々。

墨をすったり、毛先を整えたりする面を
陸(おか)と言いますが、この陸の面積が
横に広い方がすりやすいので、その点も
選ぶポイントでした。

金鳳石 清林堂 硯
裏には、金鳳石の刻印。

金鳳石 清林堂 硯
側面の黄色っぽいのは石のサビだそうです。
表情豊かでおもしろいですね。

金鳳石 清林堂 硯
手のひらに収まる小さいサイズで、
隣の金泥墨(0.5丁)と比べるとこんな感じ。
普段使っている小筆が大きく見えます。

 

書道の道具に必要な

筆 墨 硯 紙

これらを文房四宝と言いますが、
中でも硯は最も高価で(数百円程度の
安価なものもありますが)
コレクションでもしない限り、そうそう
頻繁に購入するものでもありません。

そう言えば私も10年…いや20年以上に
なるだろうか、硯を購入した記憶が
ありませんでした!!

筆や紙などは購入頻度が高いですが、
硯はとなるとついつい後回しになって
いたのでちょうど良いお買い物でした。

書道人にとってお道具の購入は
楽しいものです(笑)

 

表参道にあった

若山牧水

若山牧水

なかなか良いお顔立ちなのに、この奇怪
な姿は失笑せざるを得ませんでした(笑)

しかし後でわかったのですが、牧水は
お酒を愛していたのだそう。

道理で大量の徳利があるわけか。

そして右手には(手は出てないけど)盃
らしきものがぶら下がっていました。

酒豪ぶりが窺えます。

牧水のこんな言葉がありました。

硯はよき土産であった
机の上に静である
鳳来寺の山よ 希くは永久に
静かな山であって呉れ

『梅雨紀行』より

※❝希くは❞は、どうか(願い)、という意味。

牧水が言うように、お安いものだと
2000円代からありましたし、
お土産にも良さそうでした。

書道人や写経をする人には是非訪れて
欲しい硯屋さんです。

 

🌸筆耕硯田(ひっこうけんでん)

聞き慣れないかも知れませんが、

筆耕硯田(ひっこうけんでん)

という言葉が江戸時代からあります。

❝筆耕❞も❝硯田❞も同じ
文筆で生活すること、を意味しますが、

❝硯田❞は硯を農夫の田に見立てたもの、
❝筆耕❞は筆で田を耕す、
という意味から来ているのです。

我々が筆耕と言っているのは、実は
元々は筆耕硯田から来ていて略して
今では筆耕となっているのですね。

ということは、
正しく言うと当店の屋号は、

毛筆筆耕硯田専門ゆかり筆耕硯田

になりますね(長い…笑)

 

毛筆筆耕硯田専門ゆかり筆耕硯田
山岸由賀里硯田

(※あ、最後は余計でした!!笑)

 

ご依頼をお受けいたしております

金鳳石 清林堂 硯

日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。

ゆかり筆耕では個人の方でもご依頼しやすい料金で筆耕依頼を受け付けておりますので、原稿の内容や必要とする枚数など、どうぞお気軽にご相談ください。

筆耕以外に関するお問い合わせには返答致しかねますので、予めご了承ください。
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