居候や下宿先、また結婚して名字が変わった奥様が一時的に
実家に身を寄せるなど、送付先住所の世帯主と異なる名字の
場合に使用する『~様方』という敬称の書き方があります。
例えば、
藤田さん宅に下宿している南 さおりさんに宛てる場合
書き方のポイントとしては、
●『~様方』を住所より大きく
●『~様方』は宛名の書き出しより少し上から
※ 文字の大きさは、住所[小]、様方[中]、宛名[大]となるように、
またこれは会社名や部署名などが入る場合にも言えることですが、
『宛名』『~様方』『住所』の頭を結んだ線が右上がりに
なるように
書くという点です。
いずれも藤田さん宅を介するわけですから敬意を表す意味で
上記のような点があげられます。
このように宛名とは別の世帯を介する場合は特に失礼の
ないように配慮したいものです。
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●『令夫人』の使い方と書き方
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毛筆筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里
日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。
ゆかり筆耕では個人の方でもご依頼しやすい料金で筆耕依頼を受け付けておりますので、原稿の内容や必要とする枚数など、どうぞお気軽にご相談ください。
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