こんなブサイクな『女』をよく見かけませんか??
『人』ではなく『字』の話です(笑)
さほどブサイクではないとも思えますが、何となく
形悪いと感じませんか??
(またまた失礼ながら)ネット上や字典などでよく
見かける私が思ういまひとつな『女』です。
どこが悪いか分析してみます。
一つ目の『女』は…
赤丸〇の部分が縦の中心から外れているため、
全体的に左に寄っている感じ。
二つ目の『女』は…
赤の点線—–部分が少し長く、横の中心より
大分離れてしまっているために、足が短い。
綺麗な『女』にしてみます。
施術開始♡笑
線を入れるとよりわかりやすいので…
これは普段の私の書きぶりです。
①②③は筆順です。
一画目①は、ひらがなの『く』を傾けて書く
イメージで。
二画目②は、一画目からの筆脈を意識して
一画目と縦の中心で交わるように。
三画目③は、二画目からの筆脈を意識して
横の中心から右上がりに長く引っ張る。
(※もう1ミリほど終筆が長い方が良かった
ですね…)
『女』の筆順は間違えやすいですが、正しい
筆順があって初めて美しい文字が書けますので、
筆順は守ることが前提です。
画数の少ない文字は余白が多い分、整えるのが
難しいとされている上に、
『女』は一画目①の始筆の位置、長さ、角度が
ポイントかなぁと思います。
始筆の位置がほんの少しずれただけでも
バランスが崩れやすい字だと思われます。
そう言えば…
『女は書くのも、扱うのも難しい。』
と、どこかで聞いたような気がしますが…
私もこれ以上面倒な女にならないように
気をつけたいと思います(苦笑)
毛筆筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里
日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。
ゆかり筆耕では個人の方でもご依頼しやすい料金で筆耕依頼を受け付けておりますので、原稿の内容や必要とする枚数など、どうぞお気軽にご相談ください。
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