ゆかり筆耕のブログ

ウィンザー&ニュートンのドローイングインクで書くと(格闘)

ウィンザー&ニュートン ドローイング

イギリスの有名画材メーカー、
ウィンザー&ニュートン
ドローイングインク ホワイト。

『ペンの光』11月号の自由作品部
初めて使っていました。

ペンの光11月号課題

箱から取り出してみてびっくり!!
分離してる…不良品?!

ウィンザー&ニュートン ドローイングインク

あ、か!!

いや、違う、そんなん買うてへんし(笑)
(※だとしても絶対にこの色のチョイス
はない。)

クルクル回しながら瓶の底や側面を確認
しているうちに…
あれ?!白になった。

ウィンザー&ニュートン ドローイングインク

あ、そういうことか!!
振って使うものだったのですね。
そうとは知らず…

ドロッとして書きにくいのかと思って
いましたが、むしろ逆でサラッとした
書き味で扱いやすい、といった印象です。

ウィンザー&ニュートン ドローイングインク

ただ、振って使うことを計算に入れて
いなかったので、

●濃度の調整
●『波』に乗れるか、『流れ』『脈』が
切れやすい

といったことが問題でしばらく悩み
ました。

 

🌸濃度の調整

思っていたより分離するのが早い気が
します。
うっかりしてるとすぐに薄くなります。

筆圧や筆勢の関係か、インクの含み具合
なのか、紙との相性などもあるかもしれ
ませんが、

しっかり混ぜて濃度を一定にしないと、
黒地が透けて見えるので作品として見た
時、全体的にぼんやりして見栄えが悪い
ように思えました。

ちなみに墨の場合は、空気に触れると
時間と共に濃度が高くなり粘りが出て
くるので、水で薄めて調整するのですが、

墨とは反対の濃度を高くするという調整
に気を取られます。

 

🌸『波』に乗れるか、『流れ』
『脈』が切れやすい

『今、波が来てる。』
『今、波に乗ってる。』
といった感覚が、書の世界にもある
のです。

その『波』は調子が良いということ
なので、乗ってる時に一気に書いて
しまう方が良いわけです。

変なところ(調子が良い時に)でその波から
降りる(手を止める)と、

『流れ』や『脈』を切ることになり、
次の『波』に乗れるまでに時間が
かかってしまうのです。

分離するのが早いので、書いては蓋を
閉めて瓶を振り…を繰り返し、その度に
手やペン軸が汚れ、それを綺麗に拭い
取り…の繰り返し。

書いている時の無駄な動きは、せっかく
波に乗っていても、

作品としての全体の流れや脈を切り、
ポツポツとまとまりのない印象になって
しまうのです。

うぅぅん…これでは、書字には向かない。
元々字を書くためのものではないので、
それも致し方ないか…

とも思ったのですが、
いや、待てよ…!?(◎_◎;)

 

🌸手早く混ぜる方法

いちいち蓋を閉めて瓶を振って、蓋を
開けて…を繰り返す必要は果たして
あったのだろうか…(゚Д゚;)

ウィンザー&ニュートン ドローイングインク

混ぜる棒か何かを挿しておき、その都度
シャカシャカとその棒で混ぜれば、
短時間で手を汚すこともなく、波やら
脈やらで悩む必要もなかったはず!!(苦笑)

あぁ…なんでそこに気ぃつけへん
かったんやろぉ、あれから3か月も経って
今頃気づくなんて…

要らぬ心配でした…(;ノ∀”)オツカレサマ

追伸:
写真のシャカシャカ棒は、後日誤って
捨ててしまい、代わりとなる
シャカシャカ棒は未だない状況です
(苦笑)

※追記:2017年8月20日(日)

 

ウィンザー&ニュートン ドローイングインク

インクで格闘筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里

 

ご依頼をお受けいたしております

ウィンザー&ニュートン ドローイングインク

日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。

ゆかり筆耕では個人の方でもご依頼しやすい料金で筆耕依頼を受け付けておりますので、原稿の内容や必要とする枚数など、どうぞお気軽にご相談ください。

筆耕以外に関するお問い合わせには返答致しかねますので、予めご了承ください。
ご相談・ご依頼はこちらから