ゆかり筆耕のブログ

式辞に句読点は必要か??

式辞に句読点は必要か??

このような疑問をお持ちの方が多いようです。
必要か必要でないか、というより現在は句読点を
つける方が多いように感じております。

しかし、本来はつけるものではありませんでした。

その理由として、

●従来ついていない句読点を改めてつけるということは、
相手を見下す(句読点をつけないと読めないという意味に
なる)ことになってしまう。

区切りをつけないという縁起を担ぐ意味がある。

というのがあるためです。

ちなみに、
句読点をつけない慣習のあるものには式辞の他に
表彰状、感謝状、卒業証書、各種免状、辞令、
委託状の他、招待状、年賀状、会葬礼状などの
正式な挨拶状などもあります。

祝辞 書き方

世の中ざっくり見渡してみても、経済にしても何にしても
概ね10年単位で変化してますよね。

筆耕の世界を約20年見てきましたが、こんなアナログで
原始的な?(笑)世界でさえ、

20年前と10年前、10年前と現在を比べても随分時代は
変わったなぁと私は感じていますよ。

式辞に句読点は必要か??なんて、20年前にはそんな疑問すら
なく、つけないのが当たり前でしたし、

ここ数年ぐらいでしょうか、インクジェット対応の式辞用紙が
売られていたのには本当に驚きでした。

パソコン文字の式辞なんて、なんの重みもないですよ…

招待状宛名書き

招待状の宛名書きだって、20年前は縦書きでプロに依頼する
のが当たり前で、横書きは相当珍しかったですし、自分で書く
という発想もないのが通常でしたからね。

今なんて、招待状の宛名書きは毛筆でないといけないのか??
という疑問がちらほら目立つようになってきましたし、

初めから宛名は印刷というホテルや式場もあるぐらいで、
当たり前でしょ的な顔された時には本当にびっくりしましたよ。

何が良くて何が悪い、ではなく、はっきり言って今の時代要は
『何でもあり』なんですね。
あとは個人の判断になるわけです。

式辞の句読点の話に戻りますが、よくよく考えてみると、大勢の
中で読むわけですから、スラスラと読みたいものですよね。
読みにくくて間違えたりすると恥ずかしい思いをしますから。

そうさせないためにも、句読点をつけることに意味があるのですよ、
今はね。
句読点をつけても、つけなくてもどちらもOK。
これも個人の判断です。

古来からの慣習に倣うのも良し、時代に沿うのも良し。
筆耕業は、ご依頼主のご要望に沿うのも大事なのです。

いつも思うのは、ルールや慣習に固執せず、柔軟に、臨機応変に、
であります。

しかし私は筆耕業に携わる身ですから特に思いますが、時代は
変われど、これから何十年先も、美しい日本の伝統文化である
筆文字を守りたい、そう願いますよ。

バラ チューリップ

毛筆筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里

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祝辞

日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。

ゆかり筆耕では個人の方でもご依頼しやすい料金で筆耕依頼を受け付けておりますので、原稿の内容や必要とする枚数など、どうぞお気軽にご相談ください。

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