ゆかり筆耕のブログ

人の性質は末端に宿る?!

現在はわかりませんが、読売新聞に『紙上書道展』
というのがあったんです。

その書道展に初めて入賞した時の作品です。
中学2年の頃でした。

紙上書道展

欧陽詢(おうようじゅん)の九成宮醴泉銘(きゅうせい
きゅうれいせんめい)を臨書したものですが、

(恥を忍んで掲載しています…苦笑)

改めて見ますと、ダメ出しがたくさんある中で、やっぱり
いつ見ても一際目立つ箇所があるんですよ…

どこだと思われますか?

九成宮醴泉銘

『架』ハネです。

下に降りてそのまま勢いよくハネてるのがわかります
でしょうか?
筆使いができていませんね~。
形も悪く、雑な印象です。

ハネは勢いよくハネるのではなく、下からグッと持ち
上げるイメージで、ゆっくり丁寧に穂先で抜くのです。

紙から最後に離れる穂先の一本まで気を抜かないように
丁寧にハネる。
一画一画の末端こそ、最後こそ、丁寧に書くのです。

勢いよくハネると、そこに『雑さ』が出てしまいます。
一画一画の最後をゆっくり書くと、そこに『丁寧さ』
が出ます。

『書は人なり』という言葉があるように、文字は人柄を
表します。

一画一画の末端ほど、字の最後ほど人の性質が出るもの
だと思うのです。

招待状 宛名書き

当然ですが、ご依頼頂くお客様には雑な印象を与えては
いけません。
丁寧でなければいけませんのでね。

いかに細部まで神経を行き渡らせるか、筆耕のお仕事では
特に気を付けたいと常々思っています。

極論を言うと、納品時の袋の入れ方とか、封筒の向きとか、
テープの止め方とかね(笑)
色々あるんですよ、マイルールのようなものが。
いつの間にか増えました!!

あっ!! エアキャップなんかもたいがい切れ端が歪んでるので、
真っ直ぐ切り直します。

そういう『末端』までもが、どうも気になるのですよね(笑)

 

ちなみに…
私はブログに毎回必ず書いていることがあります。
他のブログでもよく見る光景ですが…

 

それは、『署名』です。

ブログの最後に必ず署名をしています。
これにはふたつ理由があってのことなのですが、

ひとつは、
書道では自分の作品に落款(らっかん/署名、捺印のこと。)
がないと作品として認められないというのがあるのです。

ですので、私が書きましたよ、という印として署名をして
います。
※ コピペではなく、毎回手打ちです(笑)

もうひとつは、
書道は、書くだけが書道ではありません。
書くためには準備が必要です。
筆や道具のお手入れ、お片づけも必要です。

準備からお片づけまでを作法と捉えているため署名のない
記事は、書いたら書きっ放しで片づけていないのと同じで
無作法だと思っているからです。
(※ あくまでも私議です。)

単純に、記事はここで終わりですよ、という見ている方への
合図であり配慮でもありますがね。

人の性質は末端に宿る

ブログの末端(最後)にもそう言えるのでしょうかね?!

だとしたら、そうやって人様のブログ記事を見るのも
おもしろいかもしれませんね~。
まぁ…どんな記事だったっけ??って、内容を忘れない
ようにはしたいですが(笑)

ウエッジウッド スガハラ

毛筆筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里

 

 

 

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