ゆかり筆耕のブログ

『至高の書』で感性を磨く ☆第60回記念 現代書道二十人展☆ in 名古屋

現代最高峰の書家二十氏による新春恒例の展覧会
第60回記念 現代書道二十人展

平成28年2月27日(土)~3月6日(日)
松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)

第60回記念 現代書道二十人展

東京で開幕され、大阪、名古屋へと巡回していきます。
60回目の節目となる今年も名古屋まで行って参りました。

今年は昨年より約一か月ほど遅れての会期でしたので、
新春という雰囲気は薄れてはいるのですがね(笑)

文字から発する壮大なエネルギー、魂、凛とした美しさや
強さはまさに至高であり、迂闊に足を踏み入れてはならない
ような厳粛な空間であります。

初日の2月27日(土)では、樽本樹邨(たるもとじゅそん)先生の
お話を拝聴することができました。

先生のユーモアを交えたお話は笑いを誘い、厳かな雰囲気も
和みます。

ちなみに愛知県を中心に展開しているあの有名な『コメダ珈琲店』
の看板文字は樽本樹邨先生がお書きになったものだそうですよ。

個人的には、小山やす子先生の優雅な仮名に特に魅了されました。
思わず『うわぁ…』と声が出てしまい、作品の前を5往復ぐらい
しました(笑)

 

第60回記念 現代書道二十人展

お決まりの物販ではカタログを購入し、時折眺めては余韻に
浸ります。

一休園 実用書道用筆

普段使っている筆耕用の筆ではないメーカーで少し大きかったの
ですが、一休園の実用書筆(大)というのを一本だけ買ってみました。

目立たない端の方に少量置いてあったのですが、すぐ見つけましたよ。
普段はネット購入なので、自分の目で見て選べるのは有難いですね。

一休園 実用書筆

 

本物や一流に触れる意味

書道展は特にそうですが、書に関係しない一般の方が『何て書いて
あるのかわからない。』というのは当たり前なのですよね。

関係ある者でも読めないことがありますよ。
書の世界はとてつもなく奥が深い芸術ですから。

しかし読めなくても、書から受ける感覚ってありますよね。
力強いな、繊細だな、構成が美しい、余白の取り方が絶妙だな、
この料紙は高そう…とか(笑)
それが大事なのですよ。

本物や一流のものに触れていると審美眼が養われると言います。
そうやって感性が磨かれていくものだと思うのです。

筆耕は実用書道で芸術書道とは別分野と言われます。
芸術的な要素は要らないのだと…
技術面においては筆耕では芸術書道の字は嫌われるのです。

強いて言うならば筆耕で要求される能力は『正確』『優美』
『迅速』
でしょうか。

しかし、紙面構成(レイアウト)が最も重要であることを考えると、
どこにどの大きさや太さで、どのあたりに陣取れば美しく見えるか
というバランス感覚は、普段から審美眼を磨いておかなければ
ならないものだと改めて思うのです。

芸術書道を20年30年…やってその延長線上に実用書道がある、と
いう一般的な道筋から考えても、やはり芸術書道の要素は必要で
あると考えます。

審美眼を磨くひとつの方法としての芸術鑑賞(書に限らず)は、筆耕
のお仕事にも大いに関係あると思うのです。

いわゆる『センスの有る無し』が技術面にも影響してきます。
筆耕の世界もまた奥が深いですからね。

芸事に身を置く者としての使命と言うべきでしょうか、書に限らず
芸術鑑賞ってわからなくても良いものですよ。

もし機会があれば是非足を運んでみてください~♡

 

第60回記念 現代書道二十人展

毛筆筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里

 

ご依頼をお受けいたしております

第60回記念 現代書道二十人展

日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。

ゆかり筆耕では個人の方でもご依頼しやすい料金で筆耕依頼を受け付けておりますので、原稿の内容や必要とする枚数など、どうぞお気軽にご相談ください。

筆耕以外に関するお問い合わせには返答致しかねますので、予めご了承ください。
ご相談・ご依頼はこちらから