ゆかり筆耕のブログ

筆耕会社に採用されるかもしれない方法とは?

筆耕のお仕事をしようと考えた時、まず筆耕会社にアプローチする
ことになるわけですが、正直申し上げて特殊な技術職というのも
あって、なかなか採用も厳しいのが現状であると感じております。

しかし募集しているしていないに関わらず、応募する際にすぐに
仕事ができるレベルの人、つまり実務経験のある人が優遇されるのは
当然ですが、そうでなかったとしても、もうひとつ大事なことは、

採用の目に留まること。

筆耕会社に必要な応募書類は、一般的に必須である履歴書ではなく、
その人が持っている技術(文字の巧拙、的確なレイアウト)つまり
文字を見るために、宛名書きが履歴書のようなものとなります。
( ※ 会社によっては履歴書が必要な場合もあります。)

ですので、会社宛(住所、会社名、部署名、役職、氏名)の封筒を
応募書類として提出することになると思います。

当店は募集はしておりませんが、もしするとなればおそらく殺到
まではいかないにしても、そこそこの数が集まるのではと予想
しております。

私の経験上からですが、応募してくる人達の技術的な差はほとんど
なく、プロの目から見て厳しい判断にはなってしまうのですが、ずば
抜けて上手い人というのもいません。

では、同じような技量の人達がたくさん応募してきたとします。

先ほど、採用の目に留まることが大事だと申し上げました。
ならば、どのように応募書類を提出すれば良いかを考えれば良いわけです。

例えば、会社宛(住所、会社名、部署名、役職、氏名)の封筒一枚を
応募書類として提出するような募集要項だったとします。

ここでもし、その要項通り会社宛(住所、会社名、部署名、役職、氏名)
封筒一枚だけを提出して採用されると思いますか?

厳しいでしょうね。ほぼ間違いなく不採用でしょう。

私が採用する立場だったとしても、おそらくスルーだと思います。
同じようなレベルの人がたくさんいるということは、採用の目に留まり
にくいからです。

では、どうするか?
視点を変える、つまり発想の転換が必要なのです。

例えば、
●あえて履歴書も添える。
もちろん毛筆で書くことです。
指定されていないので、用紙や様式も書きやすいもので良いと思います。

●手紙を添える。
これは、筆耕に限らずどんな職種や会社にも当てはまります。
社会人としてのマナーであって筆耕以前の話ですから、当たり前ですよね。

●一枚だけでなく、数枚ほど他の筆耕物も同封する。
宛名書きといっても、レイアウトのパターンは多様です。
縦書き、横書き、氏名のみ、御中、連名2~5名、住所1行2行…
何パターンか書いてみるのも良いでしょう。

ただここで注意して頂きたいのは、条幅などの大きな書道作品を送る
ことは無意味であること。
筆耕はほとんど細字の楷書です。
行書や草書などの大きな書道作品を見ても何の基準にもならないのです。

募集要項通りの言われたことだけをするのは、幼稚園児でもできるガキの
使いと同じです。
人と同じことをしていても目立ちません。

(当たり前ですが)採用はロボットや機械ではなく感情を持った生身の人間が
するものです。
人の心理を突けば良いのです。

履歴書や手紙も添えて、他の筆耕物を数枚送ってみるのもひとつの手だと
思いませんか?
いえ、大きな武器となるはずです。

採用の立場からすると、求める以上の応募内容というのは光る原石のような
ものだと思うのです。

キラリと光るものがあれば必ず目に留まります。
この人は丁寧で柔軟な思考の持ち主だな、そう思わせるでしょう。

筆耕のお仕事は技術的にも精神的にも臨機応変に、丁寧で柔軟な思考が必要
となります。

私が今この筆耕のお仕事で常に念頭においていること、それは…

お客様が求める以上の技術、品質で丁寧に提供することです。

お客様にとっては安くはない筆耕料を頂いて書くわけですから、満足して
頂けないのなら価値はないのです。

筆耕のお仕事というのは、字の上手い人が誰でもできるわけではありません。
技術以上に様々な資質も要求されます。
そういう意味では、想像以上に限られた人しかできないお仕事でもあるのです。

それがその証拠に、コンビニやスーパーのようにどこにでもある職種ではありま
せん。
ちなみに愛知県内にある筆耕屋は、私の知る限りではほんの数件ほどです。

だからこそ価値あるものでなければ意味もないと思うのです。

(話が反れましたが…)

人とは違う何かを見出して、あなただけの光るもので勝負してください。
☆Good luck☆

 

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山岸由賀里

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