ゆかり筆耕のブログ

美しい文字は正しい筆順から

突然ですが…
『飛』と『昇』を正しい筆順で書けますでしょうか?
( 答えは最後に書きます。)

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昇

 

 

筆耕のお仕事では筆や墨はもちろん、それ以外にも備えて
おきたいものがたくさんあります。その中で字典は必携です。
筆順字体字典 江守賢治

筆順字体字典 筆ペン 万年筆
楷行草 筆順・字体字典
【編者】江守賢治

江守賢治先生と言えば、
文部省主任教科書調査官
日本書写技能検定協会 理事
を務められた先生で著書は多数あり、私自身が参考にさせて
もらっているうちの一冊がこの字典です。

筆耕のお仕事はほとんどが楷書ですが、手紙や式辞類は行書も
必要になってくるので備えておくべき知識と技術だと思います。

草書は予備知識程度でも良いのですが、楷行草の三体がわかる
のでとても便利です。

美しい文字を書くために様々な法則があることは当ブログでも
述べてきました。

●右上がり
●等間隔
●右下に重心を置く
●筆脈を通す

など…

上記以外にもまだまだあるわけですが、
美しい文字を書くためには正しい筆順も必要となります。

なぜ正しい筆順が必要かと申しますと、筆順通りに書けば
筆の運びが自然なので自ずと形も整い、それが能率的であり
合理的でもあるからなのです。

間違った筆順で書くと、形が取りにくいばかりか違う字に
見えることもあり、筆脈も通り
ません。
正しい筆順があって筆脈も通すことができるので、これも
また理に適っています。

そうわかっていても間違えやすい、あるいは間違っているのに
自分が正しいと信じて疑わなかった漢字もちらほら(笑)

そういったことで、筆耕のお仕事には筆順字典は必携であり、
長年間違った筆順で書いていたのを今更修正するのは慣れるまで
違和感がありますが、とても助かります。

 

それでは先ほどの答えです。

飛 筆順
『飛』
以前私は、4画目を9画目に書いていたのですが、数年前に
間違いに気づき今では違和感なく書けてます。

がっ!

昇 筆順
『昇』
6画目と7画目を逆の筆順で書いてました。
ですので必然的に『升』も同じく間違っていたことになります。
しかもほんの数週間前まで…
( 自信満々やったのになぁ…ショック~!)

この調子だとまだ他にも筆順の怪しい漢字がありそうです(笑)
『飛』と『昇』は間違えやすい筆順の漢字としてこの字典に載って
いて江守先生のご希望通り(笑)私も間違っておりましたが、皆様は
いかがでしたでしょうか。

ダイヤモンド
毛筆筆耕専門ゆかり筆耕
山岸由賀里

 

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薔薇

日頃使い慣れていない毛筆での宛名書きには時間も手間もかかります。
書式の面でも先方に失礼のないように正しく書かなければいけないとなると、それだけで大変な作業になると思います。

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